●腸とアトピー/アレルギーの関係
異常な腸内細菌バランスになると
通常、腸内細菌はある一定のバランスを保って定着している。しかし、菌バランスが崩れると腸内の有益菌(主に乳酸菌)が減少し、有害菌や病原菌などが増加すると次の様な状態が生じやすくなる。
1.有害物質の産生:アンモニア、硫化水素、インドール、フェノールなどの有害物質がつくら
れる。
2.下痢・便秘:病原菌の侵入や有害性菌の異常増殖がおこると、これを排泄する現象として下
痢、有益性菌の現象により腸の蠕動運動が不活発になることで便秘がおこる。
3.病原菌の増殖:菌バランスが異常になり有益性菌が減少すると、通常は少数の菌や有害菌が
増殖して感染症などを引き起こす事がある。
4.発ガン物質の産生:ニトロソアミンやトリプトファン代謝物などの発ガン物質が作れるよう
になる。
異常な腸内細菌バランスが作り出す様々な有害物質はただちに生体に影響を及ぼすことはないにしても、長期間にわたってそれが産生され蓄積している間に疾患を発生させたり免疫を減退させ
るようになる。このバランスが崩れることによって、アレルギー症(アトピー等)、ガンなど種々の病気が発生することになる。 |
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●種固有の乳酸菌を摂取する意義
自己非自己を考えた免疫論、また、腸造血論からすると、腸内細菌にも輸血と同じ原理があてはまります。(つまり、種を越えた輸血は行えない等)
犬、牛、人に限らず、生物の腸には固有のDNAを持つ乳酸菌が生息していて、それぞれの生命活動の維持に重要な働きをしています。
つまり、私たち人間の腸内細菌・乳酸菌は、親から受け継がれた乳酸菌で、人間の消化管内でも生き続けることができる性質を持つ菌です。
同じように犬には犬の乳酸菌、猫には猫の乳酸菌、馬には馬の乳酸菌というようにそれぞれの動物にしか存在しない独自の乳酸菌が棲息しています。
有用腸内細菌群を無理なく、早く増殖させるには、種由来(ヒト由来、犬由来等)の菌が圧倒的に有効です。
⇒犬由来乳酸菌サプリメント「Probio
Pet」
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